稲田マン18歳(31話~45話)

稲田マン18歳
美容師を志す勇者。
(=勇者ダナイ)

専門にも行かず、いきなりお店に入って修行。そこでの友情や恋愛をおもしろおかしく書いていきたいと思います。
また昼休みのお供に。

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第45話

スタッフルームでガミガミ定食を特盛りで頂いておる勇者。

ユーリ「あんまり、やかましく言いたくないけどさ。ガミガミ。」

ガミガミ(*_*)

聞いてるようで聞いてないスキル発動!!

説明しよう。

【聞いているけど聞いていない】

とは、以前に話した勇者スキル

【女の話しを100聞き手】

のオプションスキルである。

長々な話し、自分にとって痛い所をつかれたりする話しなどに用いられます。

ユーリ「だから、あんまりガミガミゆうやつやなとか思ってる?」

思ってるて答えたら、ギャラクティカマグナム喰らうやろな(*_*)

ポク「いや^^;思うわけないよ。これから電話に出るようにするから。」

ユーリ「でるように!?」

ポク「でっでますです(*_*)」

ユーリ「なんか収まらない。腹立つし!」

ユーリが怒っているのはじめて見た^^;

ユーリ「明日、店代帰ってくるよ。また連れまわされるんかな(*_*)」

ポク「おそらく(*_*)昨日電話がありまして。」

ユーリ「えっ!?昨日電話あったのに私の電話何ででないの!?」

が〜ん(*_*)

しまった。一丁前のスキル発動後のまさかの凡ミス(*_*)

続け。

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第44話

ムシャムシャ

ムシャリムシャリ

昼休み、スタッフルームで1人、赤飯を食べる勇者。

最近、赤飯であります。

デパ地下のおばちゃんが、普通盛りの値段で大盛りにしてくれます。

ムシャムシャ

ガチャ

ムシャムシャ

リコ「いなっち(^○^)」

ポク「どっどふぼ^^;」

リコ「食べ終わってからしゃべりー(^○^)」

そうゆうと、僕の横のパイプ椅子に座り、腕を組んできました。

ポク「いや^^;。職場はマズイよ。」

リコ「笑。昨日10回もしたくせに(^○^)」

(*_*)(*_*)

ポク「リコ?休憩?」

リコ「うぅん。暇やからいなっち休憩入ったから見にきてん。」

ポク「いやいや^^;。見にこられても。。」

リコ「なに?迷惑?」

ガチャ

(;゜0゜)(;゜0゜)

ユーリ(;゜0゜)

ユ「今日は暇やねー^^;」

慌ててリコをはらいのけたけど、ばれたかな^^;

続き。

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第43話

AM7:40分。

丸いベタベタなベッドに横たわる勇者。

まぁ、もはや勇者ではありませんがね。

僕の右腕を強引に伸ばし、枕代わりにスルスルとベッドの中に入ってきたリコ。

ここまでの事を振り返ってみよう。酒もかなり入ってたし、覚えていない可能性もある。

うむうむm(__)m

(;゜0゜)(;゜0゜)

はっきりくっきり覚えてますやん!

あかん。誘ったんも僕だし、入るなりいきなり襲いかかったんも僕だ。

4?

5回も(;゜0゜)

プロレスをしてしまった。

ん?

てか、遅刻(;゜0゜)

いつも、7時過ぎにはシャンプーの特訓で出勤するから、もうすでに余裕で遅刻。

リコ「なぁ?いなっち^ ^」

ダメだ。完全にリコの目がいっちゃってる。

ポク「リッリコ^^;申し訳ない。仕事やわ、今日。」

リコ「私、休みー(^○^)」

いやいや^^;

ポク「着替えて行かねば。」

リコ「あかーん(^○^)行かせへーん。」

リコが抱きついて離れないであります。

其の後、昼までプロレス。

社会人として0点。

人間として0点。

18の男として10000点。

まぁ、風邪引いたゆうて一応は連絡もしたしね。

続き。

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第42話

チュンチュン

小鳥が鳴いとります。

AM 7:30

うーん(@_@)

頭痛っ!!(@_@)

ん??

何だ?天井の色が違うぞ。

チュッ♪

リコ「おはよう(^○^)」

何?

はっ!!

そういえば……。

PM 11:00

リコ「次カラオケー^_^」

ポク「いやいや^^;。カラオケ行かへんし。ちょっと頭痛いわ。」

リコ「大丈夫?水いる?」

ポク「いや^^;大丈夫。どっか休憩せーへん?」

リコ「…うっうん^^;」

現在

がーん(;゜0゜)

やっちゃったの?

ホテルのペラペラの寝巻きを着たリコ。

完全に僕にごろにゃーんであります。

明日はどっちだ!!

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第41話

ワイワイ(^ ^)ガヤガヤ

リコ「おかわりもらう!何かまた腹立ってきたし^^;」

ブツブツ(-_-)

リコを何か変に意識してまうなー。

黒のせいや^^;

てゆうか、黒も紛れもないわたくしですから。。

だいたい俺は、気が強くて、ズケズケな女嫌いなんや。

リコはまさにそうやないか。

ブツブツ(-_-)

リコ「聞いてる?さっきからさー(-。-;。」

ポク「聞いてるよ^^;。彼氏しばきたいやろ?」

リコ「稲っち、女いてるの?て聞いてるんや(-。-;」

ジャジャジャジャーン

ジャジャジャジャーン

(;゜0゜)(;゜0゜)

まぁ、正直にゆうべきだよ。

ポク「いっいてるよ(-。-;」

リコ「やっぱり。ユーリ先輩やろ?」

ジャジャジャジャーン

ジャジャジャジャーン

もうええか。

ポク「なっ何故!?」

リコ「いやいや、見てたらわかるよ^^;。稲っちを。」

ポク「そんな好き好きオーラ出してます?」

リコ「出てないけど、何か見守ってる感じがする。実はユーリ先輩に聞いてん^^;」

なんじゃそら。

ユーリ先輩がゆうたんか。

まぁリコがしつこくしたんやろ。

ブツブツ(-_-)

リコ「まぁ、私もまだ正式に別れたとは言いにくいし。稲っちも彼女いてるから間違いはないやろう。」

間違い?

ポク「間違いとは?」

リコ「間違いゆうか、変な関係。」

ポク「変な関係?やったり?」

リコ「そう^^;酔った勢いでとか。」

ポク「せやな^^;ないない。」

リコ「…。ないない^^;。」

続く。

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第40話

黒「久々でんなー。相変わらず繁盛してはるみたいで。」

ポク「繁盛?どうゆうことだ!」

黒「いやいや。この同僚のかわいこちゃん、いただきはるんでっしゃろ?」

ポク「なっ何を馬鹿なことを!リコとは同期の桜だ!そんな気持ちはない!」

黒「そらないでしょう。あったら引きますわ。あの歳上の彼女さん、まだ付き合ってちょっとしか経ってませんもんねー。」

ポク「だまれだまれ!僕はユーリ先輩が好きなんだ!」

黒「笑。。そうでしょうそうでしょう。あの衝撃の過去を聞かされるまでは。重いんでしょ?もっとライトな感じ求めてたんですよね?あの歳上の方を好きになればなるほどよぎるんですよね?流石、勇者さんの創造力。脱帽脱帽。」

ポク「だっだまれて言ってるだろ!僕は勇者だ!そんな事は断じて思ってない!」

はっ!(;゜0゜)

リコ「どったの?話しかけても上の空やし^^;」

ダメだ。。

ダメ男だ。。

続け!

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第39話

( ^ ^ )/□□\(^ ^)

ブハー(^○^)

カルアだよ。やっぱ。

ミルクだって。

リコ「笑。めちゃビールっぽい。」

ポク「リコ、最近元気ないな。どないしたんや?」

リコ「…。そう?そう見えるんや^^;」

僕は100%聞き役に徹するとゆう技をこの若さで装備されていました。

自分の意見は言わない。

女はそれを求めていない。

せやなー。何なんそれ?

むかつくなー。気持ちはわかるよ。

辛かったやろな。

などなど。ゆうといたらまぁまちがいないであります。

何やら彼氏が友達と飲みに行ったみたい。ほんで一回だけ浮気したみたい。リコの友達と。

プライドの高いリコはもう別れるゆうたものの、苛立ちとゆうかモヤモヤを100ぶつける事なくその場を去ったみたいで。

リコ「めちゃむかつく!!イケメンでもないくせに!!」

ポク「友達はむかつかないの?」

リコ「むかつくよ。2人とも!」

ポク「むかつくなー^^;でも、ちゃんと笑顔で接客のリコはえらいよ。僕なら寝込んでるわ。」

リコ「…稲っちて意外と優しいねんな。」

ポク「意外て。売りですが。」

リコ「笑。適当そう(^○^)店代の次に。でも、ちょっとギャップに驚きやわ。」

おーい。。

だっ誰だ!!

僕の頭の中でおーいと呼ぶやつは!

久しぶりでんなー。

だっ誰だ!

黒ダナイでんがなー。

きっきさまー!!

続け。

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第38話

ひょんな事からリコと二人で飲みに行く事になりました。

僕らは近くの串焼きのお店にGOGO!!

てゆうか、リコが空元気ハツラツやから何か痛々しい。

明らか何かあったな。

僕はユーリ先輩にリコと飲みに行くと正直に言いました。

ちょっと変な顔しましたが、
行ってきてとの事。

ワイワイ…ガヤガヤ

リコ「生中二つ(・ω・)ノ」

ポク「いやいや^^;。ビール苦いし。モスコミュールを。」

店員「すいません^^;。ないです。」

モスコミュールないの?

バカじゃない。

ポク「では、カルアミルクで。」

店員「かしこまりました。」

かしこまってろ。

リコ「稲っち、ビール飲めなかった?あれは、あにぃかな。めちゃ飲んでたん。」

ポク「そうそう^_^。店代にビールマンて言われてた。ビールマンて^^;。」

リコ「笑。店代いてないから仕事暇やなー。」

ポク「帰ってきたらまためちゃ忙しいやろな^^;」

リコ「とくに稲っちは^^;」

ポク「まちがいないね。」

店員「お待たせしました。カルアミルクのお客様は?」

てめぇ( ̄O ̄;)

さっき、オーダーとった時、わかるだろが!!

リコ「はいはい^_^とりあえず置いてください。稲っち^^;目が怖いから。」

若かったなー。。

続く。

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第31話

あにぃとパーマのロッドを洗っています。

ユーリ先輩は床とかをはいております。

PM7時半。

店代が出張でいてないから、予約も少なく。

彼の力はやはり絶大なんだなと改めて感じる。

女好きやけど。いや、クラスでゆうたら、大統領クラスやな。

ポク「あにぃ?今日さ、新人だけで飲みに行こうゆう話しなんやけど?」

あ「悪い(^^;;。今日、おかん田舎から出てくるんや。悪いけど。」

あにぃは姫路であります。

ポク「そうですか(^^;;残念。リコにまたの機会てゆうときます。」

僕は手を止め、受け付けを掃除しているリコの所へ。

ポク「リコ?あにぃ今日無理やねんて(^^;;また今度にしょーか?」

リコ「…。2人で行こうや(^^;;。無理?」

えっ?

無理やないけど。

続き。

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第37話

ユーリ先輩と付き合い、二週間が過ぎました。

仕事ではお互い付き合ってる感は出さずに自然にしております。

昼休み

珍しくリコと一緒。

最近あんまり元気がなく。

相変わらず食パンを貪る勇者。

モグモグ(・ω・)ノ

ポク「ん?リコ、食べへんの?」

リコ「はぁf^_^;。うっうん。いらんわ。食べる?」

ポク「やったー(・ω・)ノ」

僕はリコのサンドイッチを貪りました。

リコ「パンばっかりで口の中カスカスにならない?」

ポク「大丈夫(・ω・)ノ小岩井のミルクコーヒーで流しこむから。」

リコ「笑^_^。流しこむんかい。稲っち?今日暇?」

今日はユーリ先輩のお兄さんが来るから会えないしな。

ポク「暇(・ω・)ノ身体はかなり疲れてるが。」

リコ「新人3人で飲みにいかん?」

ポク「おー(・ω・)ノてか、あにぃは来るの?」

リコ「わからない。誘っといてf^_^;」

ポク「OK^_^。」

モグモグ(・ω・)ノ

続く。

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第31話

抱きしめたら泣き崩れたユーリ先輩。

呆然の高山厳。

いや、勇者ダナイ。

アタフタ(^◇^;)

僕はうずくまっている
ユーリ先輩の背中をなでなでしました。

ユーリ「ごっごめん…。」

ポク「いいですよ(^^;;。ですよねー。六つも年下やし、変な事ゆうてすいません。あっ!仕事も気まずくならないようにしますから(^◇^;)」

ユーリ先輩は首を大きくふりました。

ユーリ「ちっ違うねん。。稲田君の事好きやで。好きやけど、言わないといけない事があるねん。。」

ポク「マジっすか!?ほんなら何の問題もないやないですか?」

ユーリ「……。」

しばらくの静寂の後、

ユーリ先輩は重い口を開きました。

ユーリ「21の時に、地元の高校で同窓会があってね。」

ポク「21の時、今から3年前すか(^^;;」

ユーリ「その二次会でカラオケ行ってん(^^;;」

ポク「(^^;;。カラオケ、基本ですもんねー。」

ユーリ「そこで…らっ乱暴された…。」

ユーリ先輩は僕に抱きついてきました。

乱暴?レイプ的な?

僕は震えているユーリ先輩を抱きしめました。

ポク「大丈夫^_^。。ユーリ先輩、泣かないで。僕と付き合ってください^_^」

ユーリ「いいの?汚いよ。。」

僕は強く抱きしめまして。

ポク「汚い?アホな。あなたほど美しい人はいないよ。」

勇者ダナイ。

男だな。

続く。

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第36話

ポク「お邪魔しまーす^_^」

ユーリ先輩の部屋。

入った途端、良い香り^ ^

ユーリ先輩はスキニーなジーンズと黒いチビTであります。

ユーリ「適当に座って^ ^コーヒー飲む?」

ポク「プリン買ってきた。食べましょー^_^」

ユーリ「何か気を使わせたね(^。^)」

ポク「いやいや(^^;;。それよか、身体は大丈夫なんすか?」

ユーリ「うっうん(^^;;。大丈夫。」

ユーリ先輩は黒い髪をべっ甲的な髪どめで束ね、冷蔵庫からアイスコーヒーを取り出しました。

僕はユーリ先輩を見つめています。

あの束ねた姿がグッときますわ。

僕的にですが。

あと、普段メガネかけてないのに急にデートでかけてこられたら、3割増しで優しくなる勇者。

メガネめちゃええやん?

はぁ?メガネが?

いやいや(^^;;メガネをかけている君が。

言葉足らんくない?

的な。

よく怒られたもんです。

歴代の彼女に。

まぁ脱線しましたが。

とにかくパンパンであります。

チビTのおかげで、あんまりユーリ先輩はボインではないのですが、かなり強調されておりまして、もうダメであります。

ユーリ「はい(^^;;。普通のアイスコーヒーやけど。」

僕はユーリ先輩を抱きしめました。

ポク「ユーリ先輩(^^;;。ほんまに大好きです。」

ユーリ「……。」

抵抗するわけでも、抱きしめ返してくれるわけでもない。

ん?

何で?

ユーリ先輩(^^;;

ユーリ先輩が泣いています。

ユーリ「ごっごめん。。稲田君。」

続き。

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第35話

ポク「イッツオーライ泣いたっていいじゃないー♪♪焦げた素肌をー♪あーっ!!なつ…」

チェ(^^;;

良い感じやったのに人がマンションから出てきました。

何や、またあのガラの悪そうなやつやないかf^_^;

こっちチラチラ見て、喧嘩売ってるんかっ!!

今日はやめといたるわ。

ペガサスのクロスを持ってきてないしな。

助かったな。荒くれ者よ。

るるるー

あっ(^_^)ユーリ先輩からや。

ユーリ「お待たせ(^_^)。今玄関解除するから入ってきて。」

ポク「はーい(^_^)」

てか、銭湯行ってたらよかった(^_^)

頭の中、やることだけかぃ。

続け。

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第34話

勇者ダナイであります。

5分経過。

ノーメイクとの事やったんで待っております。

何か喧嘩がお強そうな方が1人
マンションに入っていきはりました。

ただの住人でしょう。

一方、慌ててメイクアップシャドウのユーリ。

ガチャ

誰か「てゆうか、一応何あるかわからんから鍵かけとけや(^^;;」

ユーリ「ごっごめん(^^;;」

誰か「いろいろ買ってきたから^_^。ん??何や?何で化粧してるんや?」

ユーリ「…。ちょっちょっと友達がお見舞いに来てくれてるみたいで^_^;」

誰か「誰や?ん??なんや外に金髪のチャラついたやついてたな!あいつか!」

ユーリ「うっうん(^^;;。でもお兄ちゃんが心配するような事は何にもないねん。私が寂しいから来ててゆうてん、怒らんとって。」

お兄「お前、外におったやつまだ子供やないか!明らか年下やろ?何やってんねん(^^;;」

ユーリ「ごめん。でも好きやから。。」

お兄「…あれ以来はじめてやな。お前が男と。」

ユーリ「…。ごめん。。」

お兄「知ってるんか?お前の事?」

ユーリ「うぅん。知らへん。怖いけど、話そうって思ってる。」

お兄「…。わかった。何かあったら携帯に電話しろ。近くの公園にいてるから。」

ユーリ「…ありがとう。」

一方、勇者ダナイはとゆうと。

まだかなまだかなと思いながら、ハナクソホジホジなぅ。

続け。

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第33話

ユーリ先輩のマンション前。

ぶぉーだふぉんの携帯。

懐かしいね。

ルルルー

ルルルー

えっ!?

稲田くん?

携帯を眺めていたユーリ。

慌ててボタンを押しました。

ユーリ「もしもし。」

ポク「どうも。ご存知稲田幸四郎であります。」

ユーリ「笑。ご存知ユーリ先輩です。」

ポク「笑。ユーリ先輩、大丈夫ですか?電話の声は元気そうやけど。」

ユーリ「うん。さっきまで死んでた(^^;;。」

ポク「大丈夫?熱は下がった?」

ユーリ「うっうん(^^;;。ありがとう。稲田くん、外にいてる?車の音とか聞こえるから。」

ポク「うん。お見舞いに来た^_^。ユーリ先輩のマンションの前にいてる。」

ユーリ「……。」

ポク「もしもし?(^^;;」

どうしたら…。

ノーメイクやし。

稲田くんに会ったら、全部言ってしまいそう…。

でも、気持ちを抑えきれないよ。

ユーリ「…。一瞬だけ待ってくれる?ノーメイクやねん。」

ポク「ノーメイク(^_^)見たいみたい(^_^)」

ユーリ「それは勘弁。ごめんやけどちょっと待って(^^;;」

続け

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第32話

稲田くん、どうしてるかな?

2日会ってないけど、随分前の気がする。。

ベッドの上で携帯を見ています。

電話したいなー。

あかんか。私はそんな普通の恋は出来ない身体。

ふー(>_<)

一方、仕事を終えた勇者。

ユーリ先輩のお見舞いに行こう!

謝らないと。ドライブなどに誘った僕が悪い。

ラーソンのシュークリームでも買って行こう。

ケーキ屋寄ったんですが、売れ残りの残念なやつしかなかったから。

フェミリーマートのプリンにしよか(^^;;

イレブントゥエルブのエクレアでも良いなー^_^

何でもええがな。

僕はラーソンのシュークリームを購入。

ユーリ先輩のマンションの前でユーリ先輩の携帯に電話しました。

つーづーくー。

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第31話

ユーリ先輩とのドライブから2日経ちました。

ユーリ先輩、あれから仕事を休んでいます。

マネージャーに聞いたら、
風邪を引いたみたいで。

僕のせいだ^_^;

てか、お見舞い行こう(°_°)

この間、家教えてもらったし。

ユーリ先輩のいないサロンは
何とも味気ない玉ねぎしか乗っかっていない牛丼のようだ。よーわからんけど。

とにかく、プリンでも買ってお見舞いに行こう(°_°)

ユーリはお店よりちょっと離れた五階建てのマンションの一階に住んでいます。

ユーリ「ありがとう。ごめん^_^;」

誰か「いや^_^;久々やな。体調悪いのん。何か思い出すような事あったんか?」

ユーリ「うぅん^_^;大丈夫。心配かけてごめんね。」

誰か「とりあえず寝とけ。何かあったらまた連絡くれや^_^。」

ユーリ「ごめん。トイレットペーパーきれてるねん。それだけお願いできる?」

誰か「わかった^ ^。あと何かいらんか?」

ユーリ「大丈夫。ありがとう。」

大丈夫。平気。

明日から全然普通に仕事いけるし。

稲田くんに会いたい…

続け。

新たなる冒険が今始まる